久保さんのもぎたて、いいとこ採りイチゴ

生産者のご紹介
久保 昭さん
もともと、地元の会社に勤務していた久保さんは、その時から、全国のイチゴの産地で勉強し、高知県内の生産者さんに技術指導や土壌分析をしていた方です。
しかし、会社勤めでは、どうしても伝えたことが受け入れられにくい面もあり、6年前から自らイチゴをつくり始めました。今でも、高知県下のイチゴ農家さんへの技術指導や、以前の人脈で、県下の農家さんを県外の産地見学に連れていったりしているようです

2002.12.21にお邪魔したときの畑の様子です。
場所は、高知市より東へ約1時間。高知県須崎市です。
ハウスは2つあって、1つは1反5畝(約450坪)。2つめは5畝(約150坪)です。
今年の品種は、「さちのか」のみ。こちらのハウスの隣のハウスは育苗用のハウスがあります。

今年(2002年)の定植は9/20。

9月上旬に定植すると1ヶ月ぐらい早く、収穫できるそうですが、外気温が高いため、土壌や外部の病害虫の被害にあいやすく、果実も味が乗る前に色づいてしまうので、この時期に定植するそうです。

適季に植えての、温度管理、通風管理。そして土壌成分を分析して、必要な養分をマルチ(銀色の土にかぶせてある資材です)の下を通しているパイプから約4日に1回のペースで、水にまぜて散布する。そうすることによって、病害虫からの被害は防げるそうですよ。

ですから、今年は、葉への消毒は1回のみ(通常のイチゴはこの時点で4〜5回は消毒をするそうです)。「実がつき始めたら絶対しない、ですから洗わずに食べてくださいね!」とおっしゃってました。

イチゴの成長過程
1.イチゴの花です。
これが一番果。最初に実をつける花ですね。
2.そして、実を付け始めています。
わかりますか?真ん中の緑色をした部分です。
3.あの小さな実がだんだん成長してきて、イチゴの形になり、そして、色がついてきます。
美味しそうでしょ〜〜〜!!
こちらを採って、箱詰めして翌日か翌々日にはおとどけです!!
イチゴは花の大きさで実の大きさが決まるそうです!!
ですから、大きな実に養分がいくように、小さなつぼみはその時点で剪定していくそうです。


次に美味しいイチゴをつくるポイントがこちら!!
わかりますか〜?
苗の間に棒をたてて、紐を張り、葉を上げているでしょ!?こうすることによって実に太陽がきちんと当たり、色ムラのない真赤で美味しいイチゴができるそうです。


もちろん、他にもいっぱいポイントはありますが、そこはヒ・ミ・ツ?
こちらは「さちのか」という品種。
さちのかは立性なのと折れやすいので、紐ではなく棒を2本挿して葉を持ち上げてあげます。
葉の周りに白いものが見えるでしょ?
これは農薬ではなく、苗が取り込んだ水分が葉先からでるんだそうです。朝一番で見ると葉先に水滴がついているそうです。
これは根がしっかり張っていて、水分が行き届いている証拠なんですって!
ヒョロっとでているのは「ランナー」というものだそうです。
これが来年のイチゴの苗になるのだそうです!
今の時季はこちらに栄養がとられるので取っていきますが、4月ぐらいからはこちらを収穫し、苗として育てるそうです。

以上楽しんでいただけましたか?
ぜひぜひ、一度ご賞味くださいね。